冬型の気圧配置になると、八ヶ岳では山麓では晴れていても上部は雲に覆われることが多くなります。
同じ冬型であっても、風向きによって八ヶ岳の天気は大きく異なってきます。
今回は、冬型で一番多いパターン、地上付近が北西風で等圧線が縦縞模様になるパターンをご紹介します。
等圧線が縦縞模様になる冬型(北西風)
北西風のときの南八ヶ岳の雲
南八ヶ岳には雲がかかっていません。八ヶ岳は北西から南東方向に山脈が走向しているので、北西側からの湿った空気が入りやすい北八ヶ岳の方が雲がかかりやすい風向きです。
北西風のときの北八ヶ岳の雲
冬型のときの八ヶ岳の雲や天気の見方については、「猪熊隆之の観天望気講座166回」に詳しく載っていますので、下記ページにてご確認ください。
https://blog.goo.ne.jp/yamatenwcn/e/31e7d862c5b21b5c161766de111cb9ea
文責、写真:猪熊隆之