旅の記録 ⁄ 中部山岳第24回 空の百名山を探す旅 ~甲斐駒ヶ岳(山梨・長野)~ 2020年4月21日 2020年4月21日by 猪熊 隆之 高校生のとき、上諏訪行きの鈍行電車の車窓から見たその姿に衝撃を覚えた。何て格好いいんだ!そのピラミダルな姿に誰もが惚れてしまう(笑)平地から直接聳え立つので、天気の変化が激しく、雲の動きもダイナミック。空見も楽しめる山だ。北沢峠から、黒戸尾根から、鋸岳から、今日はどのルートを選ぼうか? 雲が真っ赤に染まるような、朝焼けは天気が崩れる兆し 本当に天気が崩れるの?という青空。八ヶ岳が美しい! 南アルプスの盟主、北岳(中央)と間ノ岳(右) 左側(南東)は晴れているのに、右側(南西)では厚い雲が。右から左に雲が流れているので天気は下り坂。 山頂に着く頃には、お隣の仙丈ケ岳上空に暗雲垂れ込める。 それでも西側の中央アルプスにまだ陽が当たっているからもう少し天気はもちそう。 天気の上では安全地帯まで降りてきた。この頃になると、高層雲が厚みを増して今にも雪が降りそう。 甲斐駒は平地から直接聳える山なので、雲がダイナミックに変化する。 夏場は湿った空気が大抵、北杜側(写真の左側)から入ってくる 実は意外と美しい甲斐駒の紅葉 こんな光景が見られることも。 雲海から顔を出す北岳。雲海が見られる機会も多い。